ルーマニア=スイス映画、ルクサンドラ・ゼニデ監督。
岸沿の村、女性が妊娠する。父は不明。本人は泥の池で身ごもったと言う。村人たちは魚が採れなくなったのは彼女のせいだと迫害しようとする。神父の指示で女は村を出て、紹介された病院へ行く。つれなくされるが、そこで働くようになる。
若い男を連れた金持ちの未亡人は妊娠を希望している。泥による伝統的療法に関心を持ち、女にその療法を頼む。女は初め断っていたが、最後には未亡人の要望を入れる。
泥の池(と言っても大きな穴のようなもの)に連れていく。泥の池に入った未亡人は不快になり這い出して怒り、女とは別れる。女は妊娠がばれて病院から解雇される。
神父は女のことが心配になり、病院に捜しに行くが既に辞めたあと。
女は泥の池に入り、その後一人、舟で海に揺られて行く。
ルーマニア、黒海沿岸にテキルギオル湖という湖がある。そこの泥で失明した老人が治ったという伝説があり、テキールとはここから持ってきたようだ。
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