2015年5月5日火曜日

関の弥太ッぺ 昭和38年

山下耕作監督による有名な股旅映画、中村錦之助主演、総天然色。

任侠もの、股旅ものに限らずおよそ時代劇全体に範囲を広げてみても、最も良く知られた映画の一であろう。かなり前みて今回、フィルムセンターの東映時代劇特集で再見した。色が極めて鮮明であった。

話の後半は良く覚えていたが、前半は忘れているところが多く、こんな感じであったかと改めて思った。木村功扮するやくざが騙す役であることは覚えていたが、前半からこんなに出番が多いのは忘れていた。正直話の後半で悪役へ変身するあたりは必ずしも説得的でない気がした。やくざとはこんなものであろうということか。
最終場面もよく覚えていて当時の感心を再確認した。

0 件のコメント:

コメントを投稿