月形龍之介水戸黄門シリーズの最終作だそうだが、助さん格さんが如何にして黄門の家来となったかを描く。
まだ十代であった松方と北大路が題名通り大暴れをする痛快時代劇。そのため黄門は脇役としてか出てこない。
遊びで有名な沢島監督だが助さん格さんに負けじと、ここでは自由奔放ともいえる設定で撮っている。水戸藩登用の試験でのカンニングとか、江戸の噴水のある公園とか。
松方の幼なじみという設定の居酒屋の娘で、結構不細工な子が出ていると思ったら、この年にヒットした「東京ドドンパ娘」を歌った渡辺マリという人らしい。
松方と北大路は当時ライバルとして売り出されていたそうだ。親が共に有名な時代劇俳優で将来を嘱望されていたのであろう。この映画では松方の方が先にクレジットされ出番も多いように見える。
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