著者が書いた死に対する論考や対談、講演を集めた本。著者は若いころは死がこわかったというが、今はそうでもないと言う。死とは眠っていく過程と同じであり、いい夢を見ようと思っていれば怖くないとか。死を理屈で考えると死んだらゴミになるという理解である。ただ感情的な自分の心持は理屈とは別の次元の話である。
理屈だけ言えば自分が死ぬとは確かに一切の思考も感情も、つまり自分自身がなくなってしまうわけだから、怖い。しかし自分の気持ちを落ち着けるための、死への理解なら自分が納得できるもので構わないと思う。
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