舛田利雄監督、東宝、128分。ゼロ戦の登場から戦争初期の華々しい活躍、後に米機に追い抜かれ、敗戦に至るまでを描く。2人の若い海軍軍人が主人公。
加山雄三演じる上官に開発されたばかりのゼロ戦を見せてもらう。一人は飛行機乗りに、もう一人は整備兵となる。ゼロ戦の試作機のテスト中に加山雄三は事故を起こし死ぬ。整備兵はゼロ戦を作っている名古屋に行った際に若い女、早見優を知る。映画は2人の若者と早見の青春を敗戦へ向かう過程で描く。史実から周知の通り、初期はゼロ戦は恐れられたが、後には日本の敗退と同じく劣等な飛行機になり果てる。早見は空襲で死に、主人公のうち飛行機乗りは撃墜される。
題名の零戦燃ゆとは敗戦後、ゼロ戦を残った整備兵の意見で、監視の中ゼロ戦を燃やすところから来ている。
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