2019年10月27日日曜日

メリー・ゴー・ラウンド Körhinta 1955

ファーブリ・ゾルターン監督、ハンガリー映画、フンニア・フィルムジャール製作、93分、白黒映画。
田舎町のカーニバル(遊園地でのお祭り)から映画は始まる。相思の若い男女が主人公である。女の父親は娘を有力者と結婚させるつもりでいる。

女は親の言う相手との結婚は嫌がっている。男は父親に娘と結婚したいと申し出るが、身分の違いで相手にされない。女は結婚が無理な相手から離れざるを得ない状況になる。しかし最後には二人で抱き合い決心する。男は今度は父親のところへ宣言に行く。当初の婚約者はコケにされたのでやはり父親に腹を立てる。呆然とする両親を残し、二人は旅立つ。

映画は1950年前半が舞台で、この頃はまだ親が娘の結婚を決めるという封建的な時代だったと分かる。もちろん凡てがそうでなかったと思うが。

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