主人公の黒人の成長が描かれる。
少年時代、みんなからいじめられている。母親は薬中毒、また良くしてくれる大人の黒人がいる。その男も薬売人である。
友人がいるが、青年になってもいじめられているのには変わりない。
成長して大人になる。今は別の町に住む。かつての友人から電話がある。故郷の町へ戻る。友人が働いている食堂で会う。お互いの近況報告。友人は結婚して子供もいる。何をしているかと主人公は聞かれる。薬の売人だと答える。二人は以前から同性愛の仲であった。久方ぶりの抱擁。
黒人のいじめ、薬物、同性愛といった事柄が主題の映画であり、そのためアカデミー賞を受賞したのであろう。いわゆる面白い映画ではない。アカデミー賞受賞でなければ単純に観ていたただろうから、意外にいいと思うか、退屈なだけと思うかもしれない。
Political correctressだから受賞できたのであって、面白いから受賞したのではない。
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