2019年2月28日木曜日

ミッション:8ミニッツ Source Code 2011

ダンカン・ジョーンズ監督、アメリカ、93分。
何度も同じ体験(時間)を繰り返す、空想科学+アクション映画。
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シカゴ行きの列車に乗っている。記憶が定かでない。自分は軍人ではなかったか。向かいの知らない女が話しかけてくる。列車は数分後爆発する。すると主人公は何か装置の中に横たわっている。指示が来る。列車爆破テロの犯人を捜せ、次のテロが起こるはずだと。
この主人公は8分間だけ過去に戻れる発明により、列車爆破の8分前にそこへ転送され、犯人を突き止めろとの命令を負っているのだ。しかし本来の自分はどうした、軍人だった、外国で戦っていたのではないか。それを聞いてもはっきりした回答は得られない。

何度も列車に戻り、8分間で同じ経験をし、たいていの場合は、列車は爆破して終わる。その間、向かいの女性と仲良くなり、同じ経験を何度もするので、次に起こることはわかっている。何回かの繰り返しの後、犯人がわかる。次の起こるはずだったテロを阻止できる。
主人公の執拗な要求により、自分は戦争で死んでいた、残った意識を使い、こういう犯人捜しに使われているのだと知る。自分は死んでからも利用されるのか、本来の戦死した男としての扱いを要求し、成功した暁はそうすると約束させる。しかしテロ阻止が成功したので、軍は引き続き他の犯罪防止にも使おうとする。主人公に同情した女軍人は主人公を安楽死させる。それで死んだわけでなく、主人公は向かいの若い女と恋人同士になる。

まず思ったのは、主人公が典型的なアメリカ映画登場人物として、ともかく自己主張の塊で、自分自身の納得を最優先する、多くの人の命がかかっているのだから、まず言われたことをしろと。
そして時間の繰り返し映画、この手を最近観ているので、またかと思ってしまい、大して楽しめなかった。

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