ヴァルター・ルットマン監督、独、65分、無声映画。ベルリンの一日を撮影した記録映画。最初は線などの模様が出る。次いで疾走する汽車。郊外の単線を走っている。やがてベルリンに入る。初めはやや家屋がまばらだがそのうち建物が増え、列車は駅に到着する。
五幕で構成され、ベルリンの夜明けから夜までの一日の様子をカメラは捕えていく。朝になり、家屋の窓が開けられる。人々が仕事に出かける。街の道路、走る列車や馬車、二階建てバスがある。工場での製造の現場が映される。昼になれば食事をとる。喧嘩をしている人がいる。遊びをする人々がいる。夜になれば演奏会やラインダンスなどの娯楽が出てくる。こうやってベルリンの一日が終わっていく。
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