シュマッカー監督、ニコラス・ケイジ主演のサスペンス恐怖映画。
主人公は私立探偵。亡くなった某富豪の未亡人から依頼がある。夫の遺品の中に気味の悪いビデオがあった。少女をいたぶり殺してしまう内容である。本物かどうかの調査である。
その中の少女が誰かを調べる。家出した少女が浮かび上がる。家に行き、母親から事情を聞く。家出して、ハリウッドへ行ったらしい書置きを見つける。
ハリウッドへ赴く。それらしいビデオを撮影している者を捜そうとする。ポルノ店に勤める若い男の手引きで、ニューヨークのビデオ撮影監督を訪ねる。しかし罠が待ち受けていた。最後はアクション映画のようになり、主人公は正義の裁きを下すといった内容である。
ともかく陰惨な内容であり、そちらに関心が向くかもしれない。しかしハリウッドといった華やかな世界を目指す者の哀れな結末、実態を描くという印象が残る。これほど悲惨な場合でなくとも、沢山の者がひどい目に会っているだろう。また程度の差こそあれ、日本でも同様の事情と思われる。
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