中平康監督、日活、71分、白黒映画、桂木洋子主演。桂木は東大教授のかなり若い妻である。夫の教え子たちが家に来る。その中の一人と不倫の関係になっていた。
ある夜、二人が繁みで会っていると、タクシーが止まり、そこから男が出てきた。後から出てきた男は最初の男を刺し逃げる。明くる日、新聞を見るとタクシーの運転手が殺されたと記事が出ている。自分たちが見た事件であった。桂木は何食わぬ顔で過ごそうとしたが、相手の大学生は警察に行って話そうと言うのである。桂木は強く反対する。自分たちの間がばれてしまうではないか。その醜聞に耐えられない。しかし大学生は運転手の家族のためにもぜひ話すべきと言い張る。
家を出て駅に向かう。桂木は後を追う。駅のホームで電車が来る直前、桂木は大学生を突き落とす。大学生は轢かれる。桂木はその場を逃げて離れ、坂道まで来て息をつく。しかしほどなく自転車を漕いだ男二人がやってきて、桂木を捕まえ見ていたぞと言い、引き立てていく。
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