スタンリー・クレイマー監督、米、150分、白黒映画。舞台は1933年でドイツの客船がメキシコから出航する。その船上で起こる様々な人間の群像劇。有名な俳優としてシモーヌ・シニョレ、ヴィヴィアン・リー、リー・マーヴィンらが出ている。
特に主人公と言える者はいないが、シモーヌ・シニョレと船医の間に恋が芽生え、それが比較的大きい要素。シニョレは伯爵夫人と呼ばれ、島に着いたら収容所に入れられるらしい。船医は重病を持ち、家族との絆は切れている。ヴィヴィアン・リーは退廃的な雰囲気の婦人で、特に大きな事件が起こすわけでない。マーヴィンは女たちを買おうとする。
芸術家の夫婦がいていつも意見が合わず喧嘩をしている。小人の物知り男、ユダヤ人などの他、妻がユダヤ人だというので差別される男がいて、大声で抗議する。金がないので叔父を脅迫して取ろうとする若い男。途中から乗ってきた何百人というラテン系の労働者たち、仕事がなくなったので帰郷するのである。その中の一人の男はナイフで彫刻を彫るのが得意だが、海に落ちた犬を助けに飛び込み死ぬ。シニョレが途中の島で降り、船医も一緒に降りようとしたが止め、後に船上で病気のため死ぬ。船が港に着き、乗客らが下船するところで終わり。
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