フィルムセンターの企画「現代アジア映画の作家たち」の一。
ベトナム戦争で野戦病院に勤めていた女医の日記を米兵が持ち帰り、戦後数十年して公開、遺族へ戻ったという実話の映画化。
戦争シーンは冒頭に出てくる。女医の野戦病院での活躍の尺はそんなに長くない。爆撃後、病院跡を訪れた米兵が日記を発見する。帰国し内容を翻訳して公表しようかと考えるが、家族の反対もありそのままになる。その後30年以上経ち、ベトナムへ戻る元兵士に頼み、女医の家族を捜してもらう。
老いた母親や姉妹は初めて日記のコピーを読み、女医が亡くなった事実を確認する。
日記の内容の物語というよりも、それが米国に渡り、長い年月後戻るという日記を巡る話であり米国の場面も多い。
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