子猫(虎猫)のチャトラン、犬(パグ)の冒険物語。
子猫の誕生から始まる。箱に乗って川に流されて数々の試練を余儀なくされる。友人の犬が猫を追って助けに来る。
試練は見ていてもかなり大変そう。海岸の断崖から落とされ、荒波が打ち寄せるなか海から這い上がろうとし、また落ちる。もし岩の上に落ちたら最後だろう。
その他子熊、あるいは蛇との対決や海鳥に突かれたりする。
最後は猫、犬とも配偶者を得て子供たちに恵まれ、終わる。
この映画は作成当時大ヒットし、高い配収を上げた。外国にも輸出された。
子猫の可愛さ、動物たちの友情を描くという意図でつくられた。しかし現在では全く逆の評価しか受けていない。
動物映画では一匹の動物を描くにも多くの同種を使い編集する。この映画でも同様である。ただ上記のような危ない場面が多く出てきて、見ていても心配させるだけでなく、実際に動物を殺してしまう結果にもなったらしい。
そのため現在では恐ろしく評判が悪い。今後はこのような映画は作られないだろう。CGの利用による合成でも、現在の感覚からは許さない気がする。
ただし非難の大合唱を見ていると単純に雷同する気にはなれない。
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