推理小説というより猟奇犯罪小説というべき。確かに最後にトリックが明かされるが、それより殺人の描写がスプラッター的、スラッシャー的に書かれており、その驚きに比べると、トリックなど付け足しのように思えてくる。
女が次々と殺される。しかも胸部や更には他の箇所まで切り抜かれていた。退職した刑事が世話になっていた看護婦まで犠牲になる。また犯人の家では、母親なるものが自分の家族の犯行ではないかと疑心暗鬼になる。姉を殺された妹は、元刑事と組んで犯人を捜していく。実際に犯人に捕まって、あわやという所で乱入した男と犯人が格闘する。男を殺した犯人は自宅に戻るが、そこで真相が明らかになる。初版は1992年。
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