先に書いたように当時の東宝のオールスターが出演しており、道中をともにする女泥棒の草笛光子、三木のり平の女形役者、飴売りと見せかけた実は役人の宝田明、敵討ちの兄弟で三船敏郎と池辺良、その他、金語楼とか有島一郎、水谷良惠、雪村いづみ等々、当時の人気役者が実に大勢出ていて、彼らを見ているだけで楽しめる。
多分映画の名作を選ばれる際に取り上げられるような作品ではない。しかしながら映画を見る面白さはこういう映画が与えてくれる。映画の全盛期ならではの豪華な感じはその後の日本映画からは見られない。
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