一番尺をとっているのは呉服商のフランキー堺。妻の白川と姑の浦部粂子はけちで家庭内では叱られている。集金に行ったアパートの隣室の女、草笛光子から声をかけられる。沢山売れただけでなく誘惑される。すっかり上機嫌になった彼、明くる日に集金に行くと前の晩夜逃げしたと聞かされる。
結婚に疑問を持つようになった宝田が司に熱心でなくなると、彼女はCM作曲家の平田昭彦と仲が良くなる。とうとうホテルまで連れ出そうとするので司も抵抗し、宝田も平田を張り倒し二人のよりが戻る。高度成長期ならではの話である。家電一式が懸賞のコンテストとか、企業専属のモデルとか。呉服商という商売で家を一軒づつ回って着物を売る、また女性で普通に着物に需要があった時代。夫に家事をやらせることが番組になるなど、今の夫婦では家事の分業は当たり前が多く現代では考えられない。そもそもこの番組の名が「男性飼育コンテスト」!飼育などという言葉今なら使うはずもない。
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