エジプトで奴隷として働かされているユダヤ人の女(彼女がイスラエルの月と呼ばれる)は美人なので監督官が目をつける。エジプトの王子は不正を許さず女を助ける。それだけでなく好意を持ち、わざわざ彼女目当てにユダヤ人地区に入って危険な目に会う。この王子が正義漢で彼女に好意を持ち、ユダヤ人を解放せよと主張するまでになる。そのため王位継承の地位を失う。自分たちに尽くしてくれる王子に感謝して彼を襲うユダヤ人たちの計画を知らせ救おうとする。最後はユダヤ人たちを追った彼の代わりの王位継承者が海で溺れ、イスラエルの月を火あぶりにしようとしたエジプトの神官から救い出す。民衆は王子が新しい王になることを万歳する。
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