大学生の有馬は岐阜の田舎から家が倒産しかけているので帰郷を促される。債権者である中年男の上原は有馬に好意を持ち、助けることを申し出る。それには感謝するが結婚を申し込まれると家のために自分が犠牲になるのはいやだし大学生の石浜を慕っている。思いのほか上原が良さそうな人物と思われ余計悩む。
色つきで見られる背景の昭和中期の日本が懐かしい。家のため娘が犠牲になるのがしょうがないような発想がいまだ生きている時代である。かつての「古き良き」時代を舞台にした映画が作られることままある。ただし現代では一蹴されるような悩みが現代映画で扱われることはありえない。実際そういう結婚をせざるを得なかった人がいたのである。
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