2025年7月17日木曜日

地球最後の日 When worlds collide 1951

ルドルフ・マテ監督、米、83分、総天然色。惑星とその衛星が地球に向かっているので、ロケットを作って少数の人間が地球から脱出を図る映画。

観測した地球衝突の可能性を確かめるため、天文台の教授はニューヨークの博士にそのデータを送る。そのため飛行士を雇う。飛行士はデータを博士に渡す。博士は衝突が避けられないと確信する。博士の一人娘も父親を助けて研究しており、飛行士に惹かれる。元から婚約者の医師がいたが、そちらとは疎遠になる。

地球と他の天体の衝突という博士の発表は、当初はまるで信じてもらえなかった。しかし天体は近づいてくる。脱出用のロケットの建設には金がかかるが足りない。億万長者がお金を出すので乗組む者は自分が選ぶと言い出す。結局億万長者一人の搭乗は保証された。天体の地球接近で地震、津波その他の天災地変が起こる。ロケットの建設は全く遅れている。

発射間近になり、乗せろと群衆が襲ってくる。博士は億万長者に、若い者が乗るべきだと言い、自分らは乗り込まない。からくもロケットは発射し、その後地球は衝突で破滅する。ロケットは天体に近づき、降り立ってここに新天地を築くとなる。

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