自分としてはこれまで見た中ではそれほど優れた作品かなという気がした。見ていて思い出した。この映画以前見たことがある。ただ大昔なのでほとんど忘れてしまっていた。少女が捕虜の兵士とベンチで心通わすあたりは記憶にある。
第一次世界大戦、すなわち革命勃発時のロシヤの国境の町が舞台。町の産業は靴の製造。女主人公の父は同居しているドイツ人とチェスをするのが楽しみ。しかし戦争が始まり、ドイツ人は母国へ帰ってしまう。兵が収集され戦争に駆り出される。愛国者も左翼運動家も。ドイツの捕虜たちが収容所に収容しきれず町で昼間は働くことになる。その中の一人の若いドイツ兵士と女主人公はお互い好意を持つようになる。しかし町人は良く思わない。迫害しようとするのを助けたのは一人の靴職人。そこで捕虜は自国でも靴作りだったので手伝う。ところがその靴職人の息子が戦死したとの知らせが来る。職人は捕虜を追い出してしまう。女主人公も父から捕虜との交際は一切禁止される
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