いわゆるビッグデータが蓄積、利用される最近、このデータ処理、利用を広い観点から入門書として解説している。
本書ではデータ処理、データ分析、価値創造をデータサイエンスの3要素としている。
データ処理は情報処理と言ってもよく、インターネットやコンピューターなどソフト、ハードの発達により、いかにしてデータを処理するかである。
データ分析は集積されたデータをどのように分析するかであり、統計学がその中心となる。
価値創造は分析されたデータから夫々の分野でどのように応用するか、利用するかであり、これは各分野の専門家と意思疎通ができ、課題に対して有用な方法を提供できるかの技術である。