D.W.グリフィス監督、米、74分、無声、リリアン・ギッシュ主演。ギッシュの父親は拳闘選手でいつもギッシュに暴力を振るっている。中国から青年が来る。仏教の教えを広める目的だった。
ある日、ギッシュが粗相すると、いつにもまして父親はギッシュを打擲した。ギッシュは家を出て、たまたま中国青年の店に入ったところで倒れる。中国青年はギッシュを介抱する。以前からギッシュを見かけていて、その美しさに惹かれていた。ギッシュは気づき、青年が世話してくれると知り、こんなに優しくされた経験はないと言う。中国人の2階にギッシュが療養しているとある男が知る。男はギッシュの父親にそれを告げる。父親は拳闘の試合が終わってから、うちに戻りギッシュがいない、教えてもらった中国人宅に行くとギッシュは寝ている。父親は狼藉の限りをつくし部屋を壊し、ギッシュを連れていく。
青年が帰ると部屋は破壊されギッシュはいない。ギッシュの家を知っているので行くとギッシュは虫の息だった。隣の部屋にいた父親が来て、青年に襲い掛かろうとする。青年は拳銃を取り出して撃ち父親は倒れる。青年はギッシュを自分の家に連れ戻す。警官が後に来て父親殺しを捕まえようとする。青年はギッシュを寝台に乗せ、自分も死ぬ。